Lekizen Pro導入事例
何十年かけて積み上げてきた信用も、失うのは一瞬。
そのリスク回避のための投資と考えるとそんなに高価なものではない
Lekizen Pro導入の決め手
CTPの稼働率が高まる中、検版システムの導入に向け調査を開始したが、なかなか自社の要件に合致したシステムが見つからなかった。
その頃、Lekizen Proでは面付けデータと連続的にスキャンしたバラ頁のカンプを自動的に付け合せて照合できるようになったというニュースを聞き、早速検証を行った。
その結果「これならいける」と判断し、08年4月にLekizen Proを導入する事になった。
Lekizen Proを導入して
導入後1年を通し同社では、品質管理体制全体を見直す活動を展開。結果、ミスは激減したという。それを補完する形で導入したLekizen Proの評価も高い。
このように、単に優れた検査装置を導入すればミスがなくなるというものではない。検査装置を含めた品質管理体制そのものを見直すことで、はじめてその効果が発揮されるという。
株式会社長英 伊藤社長の言葉
「いくら努力して納品した印刷物でもそれが間違ったものなら何にもならない。その努力が報われるためにもシステマチックな検査工程が必要だった。何十年かけて積み上げてきた信用も、失うのは一瞬。そのリスク回避のための投資と考えるとそんなに高価なものではない」
- 株式会社 長英様
かさねワザ導入事例
特別な教育も必要なく、
これまでのライトテーブルでの校正と同じ感覚で使える「かさねワザ」
2011年1月、簡易紙面比較検査装置Lekizen Lightを導入。自動検版システムは設定にノウハウが必要であり、目視検査した方が効率が良く精度も高いと考え、使い方が簡単で、特別な教育も必要なく、これまでの校正と同じ感覚で使えるLekizen Lightに至った。
取り込んだ画像データは傾いたり縮尺が違ったりするが、ソフト上で補正し、目視で判断するには十分な精度でかさね合わせることができ、校正ツールとして実運用が可能との結論に達した。
- 株式会社ニシカワ印刷様
Lekizen Wet導入事例
「Lekizen!Wet」で刷り出し検査を行うとともに、
マスターデータ(面付けTIFF)と刷り出しの照合検査
2006年12月に検査装置「Lekizen」を刷版室と枚葉印刷機の現場に1台ずつ、合計2セットを導入。
刷版室の検査では、OTOSCANで刷版と校了紙をスキャン運用しており、OKの場合はCIP3データ作成後、インキ壷データで運用。
印刷機での検査においては「Lekizen!Wet」で刷り出し検査を行うとともに、マスターデータ(面付けTIFF)と刷り出しの照合検査を行って、ピンホールや擦り傷を検査している。
- 株式会社 高速オフセット様
Lekizen Eco導入事例
データ支給の仕事はすべてLekizen Ecoを経由
検査工程の強化を図るため2006年10月、従来使用していたデジタル検版システムに加え、デジタルと紙、紙と紙をデジタル上で検査できる紙面比較検査システム「Lekizen Eco」を導入。主に顧客から支給されたカンプと入稿データ及びDDCPでの検査で運用。支給されたデータ中の写真データを一旦すべて取り出し、自社で補正・修正をかけているため、データ支給の仕事はすべてLekizen Ecoを経由させている。
写真データを一旦抜き出すため、他の部分に影響していないかを検証する必要がありそこでLekizen Ecoが威力を発揮する。
- 株式会社 ウラノ様
Lekizen Pro導入事例
プリンターによる内校用のプルーフ出力もなくなり、生産コストが大幅に削減
数年前に納品後の印刷物に1行欠落という事故に合い、バージョン違いによるトラブルであることが判明、今年に入り定期物でかなりのボリュームのある仕事を受注することになり、データの事前チェックのためのシステムとして2005年8月Lekizenの導入を決めた。
同社が導入したLekizen!ProはA1フラットベッドとA3オートフィーダータイプのスキャナおよびモニターで構成されており、カンプとRIP済みのデータがモニター上に映し出され相違点があれば自動検出される。
間違いがあれば顧客からあらためてカンプまたはデータを再入稿して貰うことにより、入口でミスを完全に取り除いてしまう。
この作業によりプリンターによる内校用のプルーフ出力もなくなり、生産コストが大幅に削減された。
同社では、特に文字の欠落をシビアに検査することで、間違いのないCTP版を出力、高い評価を得ている。
- 株式会社 サン・カラープロセス様
Lekizen Eco導入事例
月10~20点発生していたチェック漏れによる不良事故はゼロに
同社では価格・納期面での信頼を確保しつつ、これだけの点数の品質保証をどう実現していくかが課題となっていた。
きちんとしたつもりでも人間による目視の検査では限界はある。そこで導入したのが、CTPに出力する前に、あらゆるトラブル要因を潰しておくという同社林社長の考え方にピッタリのスペックを持った「Lelizen! Eco」。
スキャナはA1サイズ機を採用、現在専属スタッフを一人置いて、RIP済みのTIFFデータと校了紙を比較することを原則的な方法にして万全を期している。
導入から半年足らずで、月10~20点発生していたチェック漏れによる不良事故はゼロになった。
この作業によりプリンターによる内校用のプルーフ出力もなくなり、生産コストが大幅に削減された。
- 株式会社 林印刷所様